第四回レポートの講評
課題 二次遅れ系の伝達関数(3.15)について、周波数を変えた時、ゲイン、位相がそのように変化するか考察する。 周波数伝達関数を導き、実部・虚部を求める計算過程を示せ。 [複素数計算の復習、周波数伝達関の理解] ゲイン、位相が周波数に対してどのように変化するかを図示しせよ、ただし、ζやωnによって、その様子がどのようになるかについても述べよ。 [ボード線図の予習] 二次遅れ系のシステムがどのような周波数特性を持つか説明せよ。 [二次遅れ系のシステムの理解]
傾向その1 グラフが書いてあり、そのグラフの特徴も書いてあるが、なぜ数式からそのグラフが導かれたのかの記述が一切ない。 大事なのは、導いた数式から、どのようなグラフになるかが理解できているか、イメージできているか、そしてそれが説明できているか その数式の性質をどこかで調べてきて書けばよいのではない。
傾向その1の補足 「検索」について ネットの検索については否定しない。 ただし、ネットの情報には誤りもたくさんある。必ず、複数のソースを参照し、真贋を確かめよ。 また、参考・引用を明記せよ 認めないのは、コピーペースト(丸写し)。検索結果をきちんと理解し、自分の言葉で表現するのであれば、問題なし。 (レポートを科す目的の一つに、「自分の考えを文章で表現することのトレーニング」がある。)
傾向その2 Excel等で数値計算を行い計算したグラフ 評価はするけれど必須ではない。 計算機で計算させないとグラフが全くイメージできないのでは 困る. むしろ、式の形から、グラフの特徴が理解できることが重要
望ましくない例 (スライドショーを抜け標準モードでダブルクリックするとPDFが開く)
望ましい例 (スライドショーを抜け標準モードでダブルクリックするとPDFが開く)